Public Aqua

アクアリウムに魂を獲られた人の備忘録

ディスティコダス ノボリ①

今日はアフリカンカラシンのご紹介です。

オリーブ色の光沢がのった身体に目の覚めるような赤色がヒレを彩り、大変美しいカラシンです。

おちょぼ口水草や苔を啄む姿もチャーミング。

アフリカンカラシン水槽で同種のテウゲルシーとともに可愛さを振りまいています。



↑まだ小さな個体ですがこれから10センチ強にはなります。成長が楽しみです。


水草を非常に好むため、ボルディビスの新芽はことごとく食べられてしまいます。

アヌビアスはさほどではありませんが、成魚になった場合は食べられてしまうでしょうね。

我が家ではボルディビスの保護目的で
ガラス面や流木についた苔をわざと残したり、
マツモやカモンバなどをデコイとして入れてあげたりしています。

ただやはりボルディビスの新芽が一番らしく、
ボルディビスが茂る気配は今のところなさそうです。

そのため水草レイアウト中心の水槽には不向きかと思われます。

入荷はそれなりに定期的にあり、
charmさんなどで購入できます。
※ただあくまでそれなり、なので多くはありません。

飼育は一般的な熱帯魚と同様の飼育で問題ない。
と言いたいところですが、少し気を使う部分もあります。

水質や水温の急変には弱いです。
成魚でもあっさり死んでしまうことがあります。

また水質はややアルカリ性のほうが調子がいいです。
これはアフリカンカラシン全般にかかる話かと思われます。

濾過槽に牡蠣殻を入れておくと、調子を維持しやすいです。

※詳しくは2019年9月のアクアライフを読んでみてください。渡辺昌和先生による飼育ノウハウが記載されています。バックナンバーもまだあるはずなので、ご興味のある方は是非!

気をつける点は上記以外には特には見受けられません。

この愛嬌、体験してみる価値はあると思います。


↑左下のボルディビスはディスティコダス達のサラダバーとなっています。


では今日はこの辺りで〜!